Saturday 15 September 2012

聖ウルスラ高生徒、再生エネ技術を英語で紹介 来月、仏で

 仙台市若林区の聖ウルスラ学院英智高の生徒代表が10月7~14日、フランス領ニューカレドニアで開かれる「パシフィック・サイエンス・フェア」で、東 北大などが開発に取り組む藻類バイオマスを使った石油生成技術について発表する。生徒たちは「復興に向けた取り組みを世界に発信したい」と張り切ってい る。

 フェアは毎年、フランスなどで開かれており、ことしはオーストラリアやフィジーなど6カ国の高校生が参加。各国の最新の科学研究を英語で紹介し、表現力などを競う。主催するフランス国民教育省が、語学教育に力を入れている聖ウルスラ高を招待した。
 出場するのは2年の武田智文君(16)、1年の岩切菜月さん(15)と桜井挙史君(16)。
 3人は、市が東北大などと共同研究を進める藻類バイオマスを使った石油生成技術を発表する。共同研究が市の復興計画に盛り込まれ、ことしの発表テーマ「持続可能なエネルギー」に合致することから題材に選んだ。
 3人は今月上旬、実験設備が今後、整備される市の下水処理施設「南蒲生浄化センター」(宮城野区)を見学。英文資料の作成に向け市職員の説明を聞いた。
 チームリーダーの武田君は「被災地の仙台は、他国からも注目されると思う。しっかりとした気持ちで発表の場に立ちたい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120916-00000010-khks-l04

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