ぐるっと秋田：横手湯沢特集 再生エネルギーの将来展望、地熱エキスポ 湯沢で来月２３～２８日 ／秋田

　湯沢市で１０月２３日から２８日までの６日間、日本地熱学会１２年学術講演会に合わせ、再生可能エネルギーの将来を展望する「地熱エキスポ」が開かれる。
　市によると、地熱エキスポは“マグマが日本を熱くする”と銘打ち、総務・経済産業・環境各省や県などの後援で地熱利用に関する情報を発信する計画。
　主な日程は、来月２３日＝エネルギー講演会（湯沢グランドホテル）▽２４～２６日＝日本地熱学会・学術講演会（湯沢文化会館）▽２４～２８日＝地熱開発機器類展示会（同）－－など。半日・１日コースの市内観光ツアーもある。

　湯沢市は、栗駒山麓（さんろく）の豊かな地球的資源－鉱山、湧水（ゆうすい）、地熱－を生かしたまちおこし「美の郷（さと）ゆざわジオパーク構想」を策定。それを受け、日本ジオパークネットワーク（ＪＧＮ）への加盟が近く認定される見込み。
　１１月にはＪＧＮ参加を報告するジオパークフォーラムも予定されており、市は「まちおこしと連動する意味で、地熱エキスポは効果大」と期待を寄せる。【佐藤正伸】

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