21日午前 原油は続落、米石油リグ稼働数の増加で供給過剰の懸念

11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は前日比32セント安の34.41ドル/バレル、 インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は同42セント安の36.46ドル/バレルと、いずれも続落している。

　米石油サービス会社ベーカーヒューズが18日に発表した米石油リグ(掘削装置)の稼働数が、541基と前週から17基増加したことで、供給過剰懸念が高まった。強材料に欠けるなか、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之主席エコノミストは「買いのきっかけがつかめない」としている。

　日経平均株価は前日終値比334円52銭安の1万8,652円28銭で推移している。ドル円相場は1ドル＝121.18円と、18日17時時点(121.79円)からドル安・円高方向に振れている。

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