21日午後 原油は下落、底値を探る展開

17時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は前週末比42セント安の34.31ドル/バレ ル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は同69セント安の36.19ドル/バレルで推移している。

　みずほ総研の井上淳主任エコノミストは「底値を探る動きが続いている」と指摘。クリスマス休暇が接近し、積極的に買い上げる雰囲気が乏しくなって いるもよう。加えて、「米国の利上げ(局面)は始まったばかり」(同氏)で、今後も低迷する新興国経済へ悪影響が及ぶ可能性が残るなど、市場の先行き不透 明感が依然として強いという。

　日経平均株価の終値は1万8,916円2銭と、前週末比70円78銭安で続落した。ドル円相場は1ドル121円37銭と、午前11時15分時点(121円18銭)と比べ、やや円安・ドル高方向に振れている。

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