Sunday 27 September 2015

NY原油(25日):続伸、週間でもプラス-米生産減少を好感

(ブルームバーグ):25日のニューヨーク原油市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸し、週間ベースでプラス。米国 での生産減少を受けて、世界的な供給超過に解消の兆候が表れたとの期待が広がった。米国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正されたことも、原油 市場に買いを呼び込んだ。

トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)のシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は電話取材に対し、「北米での生産水準が低下し つつあることが、唯一明るい材料だ」と指摘。「原油相場が再び下落基調に陥る可能性は否定しない。世界経済は難しい状況にあるし、北米以外の産油国で減産 はみられない。イラン原油の輸出解禁の見通しもあり、北米原産の影響は相殺される」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は79セント(1.76%)高い1バレル=45.70ドルで終了。週間では2.3%の値上がり。

原題:Oil Caps Weekly Gain as U.S. Crude Supply Drop Seen Easing Glut(抜粋)

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NV905I6VDKHT01.html

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