(ブルームバーグ):米国とカリブ海の間を運航する米海運会社TOTEが8月に就航した全長760フィート(約230メートル)のコンテナ船にはあ
る特徴があった。それは、液化天然ガス(LNG)を燃料とする大型船としては世界でわずか2隻のうちの1隻だということだ。
初のLNG燃料大型船は4カ月前に同じくTOTEによって就航された。
天然ガス生産が過去最高水準に達する一方、排ガス規制が強化され原油価格が変動している局面で、TOTEをはじめ燃料を天然ガスに移行させる船主企業が増 えている。船舶の安全認証を手掛けるDNVによれば、世界の全サイズの船舶のうち約70隻がLNGを燃料としており、2年前の42隻から増加している。 2020年までに1000隻を超える可能性がある。
TOTEのピーター・ケラー上級副社長は電話インタビューで「供給が潤沢で価格が比較的安定しているため、天然ガスを実行可能な代替燃料源と見なす企業が増えている」と指摘。同時に「海運業界の環境意識は高まっている」との見方を示した。
米バンク・オブ・アメリカ(BOA)が8月21日に発表したリポートによると、米国とオーストラリアからの輸出が増加する一方、中国経済の減速に伴い世界 の需要が引き続き低迷していることから、LNG価格は比較的狭いレンジで取引されると予想される。一方、重油の価格変動は海運業界の多くの企業にとって課 題と考えられている。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NV7XT36JIJUZ01.html
初のLNG燃料大型船は4カ月前に同じくTOTEによって就航された。
天然ガス生産が過去最高水準に達する一方、排ガス規制が強化され原油価格が変動している局面で、TOTEをはじめ燃料を天然ガスに移行させる船主企業が増 えている。船舶の安全認証を手掛けるDNVによれば、世界の全サイズの船舶のうち約70隻がLNGを燃料としており、2年前の42隻から増加している。 2020年までに1000隻を超える可能性がある。
TOTEのピーター・ケラー上級副社長は電話インタビューで「供給が潤沢で価格が比較的安定しているため、天然ガスを実行可能な代替燃料源と見なす企業が増えている」と指摘。同時に「海運業界の環境意識は高まっている」との見方を示した。
米バンク・オブ・アメリカ(BOA)が8月21日に発表したリポートによると、米国とオーストラリアからの輸出が増加する一方、中国経済の減速に伴い世界 の需要が引き続き低迷していることから、LNG価格は比較的狭いレンジで取引されると予想される。一方、重油の価格変動は海運業界の多くの企業にとって課 題と考えられている。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NV7XT36JIJUZ01.html
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