25日午前 原油は小動き、新規材料難で動意薄

11時20分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(11月限)は前日比1セント高の44.92ドル/バレル、 インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は同3セント安の48.14ドル/バレルといずれも小動き。「新規材料が乏し いなか、様子見姿勢を取るプレーヤーが目立つ」(野村證券＝大越龍文シニアエコノミスト)。
ただ、23日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石 油統計では、原油在庫が前週比190万バレル減少する一方で、ガソリン在庫が同140万バレル増加。また、「秋期のメンテナンスに伴う米製油所の稼働率低下も、相場の下押し圧力として影響している」(同氏)と指摘したものの、相場に動きは見られない。
　日経平均株価は前日終値比50円49銭安の1万7,521円34銭で推移している。ドル円相場は1ドル＝120.03円と、前日17時時点（119.34円）からドル高・円安方向に振れている。

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