Sunday 27 September 2015

消費者「生活実感とは違う」

先月・8月の全国の消費者物価指数は下落に転じましたが、『生活実感とは違う』という印象を持つ消費者が多くなっています。25日発表された指数を項目別にみます。エネルギー関連では、原油価格の下落などを受けて、「ガソリン代」が1年前と比べて17.8%もの大幅なマイナスだったほか、「電気代」が5.1%、「都市ガス代」も9.5%、それぞれ下落しました。
これに対し生鮮食品を除いた食料は1.8%上昇しており、このうち、18%も値上がりしたチョコレートを含む「菓子類」が4%の上昇、スーパーで売っている総菜などの「調理食品」は2%値上がりしています。
また家電製品では「テレビ」が、新製品が販売された影響で8.7%上昇しました。
一方、総務省は25日、物価指数とは別に、天候などに値段が左右されやすい生鮮食品の指数も発表しています。
この中では、キャベツが1年前より29%も値上がりしたほか、たまねぎが22%値上がりするなど、生鮮食品全体では7.6%の上昇となっています。

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