Sunday, 27 September 2015

三菱重工、仏アレバの原子炉子会社に出資検討

 三菱重工業は24日、仏原子力大手のアレバの子会社で原子炉製造を担うアレバNPへの出資について、アレバや仏電力公社(EDF)と協議していると発表した。経営危機に陥っているアレバの再建に向け、資金面の支援の可否を検討する。

 三菱重工とアレバは新型の中型原子炉の 開発で提携関係にある。アレバの救済策をめぐっては、アレバNPの株式の最大75%をアレバがEDFに売却し、EDFが51~75%を取得する方針が固 まっている。株式の保有比率を引き下げるために、EDFが三菱重工にも出資を呼びかけたとみられる。中国企業が出資する可能性もあるという。
 アレバは2011年の福島第一原発の事故後、海外で原発の新設が鈍ったことや、新型炉の建設が遅れたことで経営危機に陥った。EDFの支援の下で具体的な再建策を練っている

http://www.asahi.com/articles/ASH9S3V33H9SULFA00D.html

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