16日午前 原油は上昇、クッシング原油在庫の減少観測で買い先行

　11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は前日比35セント高の44.94ドル/バレ ル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は同10セント高の47.85ドル/バレルと、いずれも上昇している。

　石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之主席エコノミストは、16日に発表される米エネルギー情報局(EIA)の週間石油統計 で、WTI原油の受渡しポイントであるオクラホマ州クッシングの原油在庫が「(前週から)30万バレルほど減少するとの観測があり、需給が引き締まるとの 見方から買われている」とした。米石油協会(API)が15日に発表した週間石油統計では、「原油在庫が(前週比)313万バレル減少していた」(同 氏)。
　日経平均株価は前日終値比216円81銭高の1万8,243円29銭で推移している。ドル円相場は1ドル＝120.31円と、前日17時時点（119.48円）からドル高・円安方向に振れている。

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