Sunday, 20 September 2015

16日午後 原油が高い、中国株の上昇など映して

17時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は前日比72セント高の45.31ドル/バレ ル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は同64セント高の48.39ドル/バレルと、いずれも高い。

市場心理が好転した。15日発表の米石油協会(API)の週間石油統計で、原油在庫の減少幅が市場予想を上回ったことに加え、16日の中国市場の株 高などが原油市場での買いを誘った。中国の代表的な株価指数である上海総合指数は16日、147.09ポイント高の3,152.26で取引を終えた。
 一方、16日から開催される米連邦公開市場員会(FOMC)をめぐり、米国の利上げに対する警戒感は根強いが、大手邦銀の関係者は、「市場の予想 は、55対45程度の割合で、利上げ見送りに傾いてきた」と述べた。世界銀行が15日に発表した報告書で、通貨危機を引き起こしかねないなどとして米国の 利上げをけん制したことも、利上げ見送りの見方を後押ししたようだ。
 日経平均株価は、前日比145円12銭高の1万8,171円60銭と続伸して引けた。一方、ドル円相場は1ドル=120.32円と、午前11時15分時点(120円31銭)とほぼ同水準で推移している。

https://www.rim-intelligence.co.jp/news/select/category/compass/article/593335

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