原子力規制委員会は21日定例会合を開き、機器点検の不備が相次ぐ日本原子力研究開発機構の高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の現状認識を巡り、監督官庁の文
部科学省から意見聴取を行った。文科省は「改善に向かって前進を続けている」と繰り返したが、規制委の各委員は「(改善の)成果が出ていない」などと一
蹴。原子力機構が今後も事業を担うことの妥当性も含め、規制委は来月上旬に予定される児玉敏雄理事長との会談後に対応方針を決める。
会合の中で、文科省研究開発局の田中正朗局長が保安措置命令を受けてからのもんじゅの管理体制について説明。「改善は着実に前進している」との認識を示し た上で、運営は他の事業者ではなく、膨大な研究成果が蓄積されている「原子力機構が担うべき」と主張した。説明に対し、田中俊一委員長は「ストンとくるも のがない」と述べ、更田豊志委員も「安全確保では待ったが許されない」「ラストチャンスはもう過ぎたと思っている」と強調。一連の改革の成果が出ていない ことを問題視した。(2面)
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/energy/20151022_03.html
会合の中で、文科省研究開発局の田中正朗局長が保安措置命令を受けてからのもんじゅの管理体制について説明。「改善は着実に前進している」との認識を示し た上で、運営は他の事業者ではなく、膨大な研究成果が蓄積されている「原子力機構が担うべき」と主張した。説明に対し、田中俊一委員長は「ストンとくるも のがない」と述べ、更田豊志委員も「安全確保では待ったが許されない」「ラストチャンスはもう過ぎたと思っている」と強調。一連の改革の成果が出ていない ことを問題視した。(2面)
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