Sunday 2 September 2012

太陽光パネル、滋賀初の本格売電開始

住宅部材製造会社「湖東興産」は31日、東近江市上中野町の本社工場に設けた太陽光発電システムを稼働させ、関西電力への売電を開始した。7月から始まった再生可能エネルギー全量買い取り制度に基づき、産業として行う滋賀県初の本格的な発電事業で、近畿でも2件目。
 発電システムは、本社工場の屋根に太陽光パネル416枚を計680平方メートルにわたって設置。最大出力99・8キロワットで、標準的な家庭用太陽光発電の約40軒分に相当する。発電した電力は全て関西電力に1キロワット時当たり42円で売る。
 電力買い取りは、住宅などで余った電力を電力会社に売る従来の余剰買り取りと、発電した電力をすべて売ることができる全量買い取りがある。全量買い取り は7月1日から始まり、全国で、大規模太陽光発電所(メガソーラー)や湖東興産のような中小規模の発電事業に参入を検討する企業が増えている。

 近畿2府4県ではこれまで、出力50キロワットを超える本格的な全量買い取り発電は、メガソーラー「ソフトバンク京都ソーラーパーク」(京都市伏見区、4200キロワット)のみだった。
 31日は湖東興産の今若伸男社長が関西電力社員と初送電を見守った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120831-00000019-kyt-l25

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