JXエネの残渣油火力が試運転入り－12月の運転開始を予定

ＪＸ日鉱日石エネルギー（東京都千代田区、杉森務社長）は、同社グループが出資する鹿島北共同発電（茨城県神栖市、玉井真一郎社長）から買い取り、現地で 改造工事を進めていた火力発電設備（石油残さ、１２万５千キロワット）の試運転を１５日に開始した。ＪＸエネは業務用や産業用の電力小売事業を展開してい る。２０１６年４月から参入する家庭用の電源としても、この発電設備を活用する方針。営業運転開始は１５年１２月を予定している。

ＪＸエネは休止中だった鹿島北共同発電の３号機ボイラーや蒸気タービンを改造。燃料転換などの関係から、出力は従来の１６万５千キロワットから１２万５千キロワットとなった。（３面）

http://www.shimbun.denki.or.jp/news/energy/20150918_04.html