中部電力は16日、上越火力発電所の全ユニットについて、低圧蒸気タービンを2016年6月までに順次取り換えると発表した。1―1号機で12年に発生し
た動翼折損を受けた対応で、これまでは1―2号機、2―1号機、2―2号機の低圧蒸気タービンとともに出力を抑制しつつ、応急対策を実施していた。今回の
取り換えにより、定格出力が1ユニット当たり約2万キロワット回復し、本来の数値に戻る。夏場など重負荷期の供給力上積みにつなげる狙い。
1―1号機で発生した動翼損傷は、動翼の微小振動が蒸気によって助長されて発生する自励振動が原因。同社では応急対策として、損傷していた29段動翼・静 翼部分を取り外し、圧力プレートを設置していた。他のユニットは損傷が見られなかったものの、同性能のタービンだったため同様に圧力プレートを設置。その 後、原因調査と恒久対策を検討していた。(2面)
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/energy/20151019_02.html
1―1号機で発生した動翼損傷は、動翼の微小振動が蒸気によって助長されて発生する自励振動が原因。同社では応急対策として、損傷していた29段動翼・静 翼部分を取り外し、圧力プレートを設置していた。他のユニットは損傷が見られなかったものの、同性能のタービンだったため同様に圧力プレートを設置。その 後、原因調査と恒久対策を検討していた。(2面)
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