北広島町のNPO法人「アイエヌイーおおあさ」と九州大工学部は25日、同町志路原の双葉保育園(30人、朝枝喜代香園長)前の農業用水路で、小型水力
発電機を使った環境学習会を開いた。用水路周辺には国の特別天然記念物オオサンショウウオが多く生息している。水が命を育むだけでなく、エネルギーにもな
ることを伝え、園児に自然への意識を高めてもらおうと企画した。発電機につないだ照明に明かりがともると園児から一斉に歓声が上がった。
今回の環境学習は、同NPOなどが県の事業として進めている「川の保育園構築・子育て世代の定住促進事業」の一環。都市部から同町への定住・交流の活発 化を進めるため、今年6月から、双葉保育園周辺の自然を活用した教育活動を展開している。既に夏には広島市内の保育園児を招き、11月3日にも広島市内の 子どもたちと双葉保育園児の交流会を企画している。
同NPOの皆田潔さん(37)は「町内は過疎で人が減っているが、自然豊かな町ならではの特色ある教育で子育て世代を呼び込みたい」と話している。【植田憲尚】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121026-00000221-mailo-l34
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