Sunday, 21 October 2012

伊藤知事:川内原発増設、「在任中凍結」再び示す 政権交代時、対応に含み /鹿児島

 伊藤祐一郎知事は19日の定例記者会見で、九州電力川内原発3号機増設に関する諸手続きについて「私の在任中は凍結する」との考えを改めて示した。政府 が原発の新増設を認めない「革新的エネルギー・環境戦略」をまとめたことを受けた質問に答えた。ただ次期総選挙で、民主党政権より原発利用に前向きな自民 党政権に代わった場合の対応については、含みを持たせた。【村尾哲、山崎太郎】
政府は新しいエネルギー戦略で「2030年代に原発ゼロ」方針を掲げ、新増設を否定した。一方、安倍晋三・自民党総裁は今後の原発とエネルギーのあり方 について「代替エネルギーを得た段階で、原子力依存を減らしていく。今、手放すべきではない」と、現政府方針を批判している。
 政府戦略について伊藤知事は「(政府の)公約だと思う。福島の事故を契機に厳しい対応をするのは当然」と述べた。一方で自民党が政権奪還した場合でも3 号機増設凍結は変わらないか、との質問には「今後の話。少し時間の経緯を見るしかない」と明確に否定はせず、含みを持たせた。
 原子炉等規制法の規定では、原発新増設の許認可権限は原子力規制委員会にあり、政府は新増設について意見を出すだけの立場。この点について伊藤知事は 「規制委は独立機関とはいえ安全審査機関で、国の方針に反することはできない。その上に政策マターがあるわけで、一定の方向性が示されれば、規制委員会が 安全審査してそれでオーケーという易しいレベルではない」との見解を示した。
 川内1、2号機を含めた原発再稼働にあたって、政府と原子力規制委員会の間で最終判断の押し付け合いが生じていることについては「最終的には政府において4大臣で話し合って決断するべきだ」と、政府に最終責任を求めた。
 この他の知事との一問一答は次の通り。
 <馬毛島>
 --防衛省が地元へ連絡なしに現地視察した。
 ◆調査費の執行ではなく、あいさつ回りの一環と聞いている。調査の時は説明があるだろう。
 --地元に一言あってもいいと思うが。
 ◆国防の話は政府のテーマ。実際、調査していないし、事前通知したら嫌だと言われるだけだ。
 <オスプレイ>
 --日米両政府が合意した運用ルールが守られれば容認か。
 ◆地方公共団体が国と国が決めたことを評価する立場にない。明確にルール違反があれば、是正は求める。
 <国の緊急経済対策>
 --県内も工場撤退が相次いでいる。国に求めたいことは。
 ◆カンフル剤としては公共事業。この際、腹をくくって(公共事業を)うつしかないと思う。
 <佐多岬>
 --今後の整備の青写真は。
 ◆レストハウス機能をもった展望台をいかに早く整備できるかが当面の課題。トレッキングロードのような観光客を集める仕組み作りも課題だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121020-00000298-mailo-l46

No comments: