Sunday 27 October 2013

洋上風力、高値買い取りで推進 経産省が研究会発足へ

経済産業省は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)で、新たに洋上風力発電向けの買い取り価格を、来年度にもつくる。沖合の洋上風力は、陸上より発電効率はいいが、建設費が高くつくのが難点。買い取り価格を高めにして、民間事業者の参入を促す。
 2012年7月に始まったFITは、太陽光などで発電した電気を、電力会社がすべて、決まった価格で買い取る仕組み。その分は毎月の電気料金に上乗せさ れる。太陽光のほか風力、地熱、中小型の水力、バイオマスの5種類について建設費用などに応じて買い取り価格が決まっている。

 13年度の1キロワット時の買い取り価格は、大型の太陽光が36円に対し、大型風力は洋上、陸上にかかわらず22円。同様の制度がある海外では、洋上風力は陸上の1・5倍~2倍程度だ。日本でも同程度を軸に検討を進めていく見込み。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131027-00000008-asahi-bus_all

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