メガソーラー稼働祝う 泉崎・福島岩通工場で式典

　須賀川市にグループ会社福島岩通を持つ岩崎通信機（東京）は11日、泉崎村の福島岩通泉崎工場敷地内で1日に稼働した大規模太陽光発電所（メガソーラー）のオープニングセレモニーを現地で行い、施設の稼働開始を祝った。

　式典では、岩崎通信機の近藤恒男社長があいさつ、橋本克也須賀川市長、岡部文雄泉崎村副村長が祝辞を述べた。施工者代表の後藤政治京セラソーラーコーポレーション社長のあいさつに続き、近藤社長らがテープカットした。
　同社によると、発電能力は約2メガワット。年間の予想発電量は約200万キロワット時（一般家庭約550世帯分）を見込む。同工場の遊休地約3．45ヘクタールに8260枚のパネルを設置、発電した電気は全て東北電力に売電する。総工費は約6億円。
　このほか、同発電所には、須賀川市の福島岩通須賀川工場、東京の岩崎通信機本社の太陽光発電設備を含めて監視できるオペレーションルームを設置。太陽光パネルが一望できる展望台を設けた。社会科見学などで子どもたちが太陽光発電の仕組みも学べる。

福島民友新聞

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