北陸電力、国・石川県の原子力防災訓練に参加

北陸電力は２３日、国や石川県が実施した原子力防災訓練に参加した。志賀原子力発電所２号機の運転中に能登半島北方沖を震源とする震度６強の地震が発生 し、原子炉への注水機能が喪失したとの想定。
原子力本部などから約２２０人が参加し、可搬型ポンプの操作訓練や高所注水車の放水訓練を行った。北陸電力は 今回の訓練を通じて、新規制基準を踏まえて新規導入した緊急時対応設備の操作に慣れておく狙いだ。
今回の訓練では対策本部の設置や行政機関への通報、可搬型設備の実動、緊急時放射線モニタリング、緊急被ばく医療などを実施。運転訓練シミュレーターを用いた事故時の操作訓練も行った。（２面）

http://www.shimbun.denki.or.jp/news/energy/20151125_03.html