関電高浜3・4号、並列を1か月繰り延べ－使用前検査の準備に時間

関西電力は２５日、高浜発電所３、４号機の使用前検査申請書の記載内容を変更し、原子力規制委員会に再提出したと発表した。可搬式機器向け燃料補給設備の 適合性確認検査など、使用前検査への準備に時間を要しているためで今回、３、４号機の工程を変更。
これにより、３号機の並列（再稼働）は１月下旬、４号機 の並列は２月下旬とそれぞれ従来の想定より１カ月繰り延べた。
燃料装荷については、３号機が１２月下旬、４号機は１月下旬の想定。従来より約１カ月遅れる。ただ実際の装荷時期は、運転差し止め仮処分決定を巡る福井地裁の審理結果や、立地地域の理解といった要素を総合的に判断して決める方針。（２面）

http://www.shimbun.denki.or.jp/news/energy/20151126_04.html