Sunday, 29 September 2013

メタンハイドレート確認できず 県、香美沖海底の調査結果を速報 兵庫

次世代エネルギーとして期待される、低温高圧下でメタンガスが凍った物質「メタンハイドレート」について、県は26日、香美町沖の日本海で23~25日に 行った調査結果の速報を発表した。県によると、水深1000~1500メートルの海底から地層を採取したが、メタンハイドレートは確認できなかった。
 県と共同で調査を行った独立総合研究所(東京都)で、さらに詳しい解析をすすめている。

 今回は初めて民間の海洋調査船を借り調査。船から音波を発信し海中のメタンガスや海底の形状の測定、地下数10メートルの探査も実施した。

 調査は海底に金属製の筒(長さ約8メートル、直径約8センチ)を刺して地層を採取。地層中にメタンハイドレートがあるかを確認した。

 今回は確認には至らなかったが、筒を海上に引き上げる際、地層のなかにあったメタンハイドレートが溶けて気化した可能性もあり、解析を急いでいる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130927-00000023-san-l28

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