Sunday 29 September 2013

太陽光発電 「導入」2割超 栃銀調査 企業半数以上が興味 栃木

県内企業の半数以上が太陽光発電に興味を持ち、2割超が導入済みか導入を決定していることが、栃木銀行の調査で分かった。企業の関心の高さをうかがわせ、 メガソーラー(大規模太陽光発電所)など太陽光発電の飛躍的拡大を図る「とちぎサンシャイン」プロジェクトや県有施設の屋根を太陽光発電に貸し出す事業を 進める県の施策にも弾みが付きそうだ。
 太陽光発電の導入状況調査は8月、県北71社、県央156社、県南58社の計285社から回答を得た。

 調査結果によると、太陽光発電に興味があると答えた企業は161社(56・5%)で、地区別では県北が59・2%と高かった。

 興味がある理由(複数回答)として、買い取り価格が55・3%と最も多く、次いで、電気料金の削減49・7%▽社会貢献・環境対応43・5%▽グリーン投資減税など税制優遇33・5%▽災害時の非常電源22・4%▽会社PR16・1%-となった。

 逆に興味がないと答えた124社(43・5%)の理由としては、魅力を感じないが43・5%で最多。続いて、経営資源不足32・3%▽太陽光をよく知らない13・7%▽手続きが煩雑5・6%-だった。

 太陽光発電を既に導入しているのは40社(19・8%)。7社(2・5%)が「導入が決定している」と答えており、合わせると2割を超える導入状況となっている。

 導入した40社のうち、満足しているのは26社、不満はゼロで、どちらとも言えないが14社だった。

 導入済みと導入決定した企業が重視したこと(複数回答)は、投資回収期間が71・1%で最多。グリーン減税など税制優遇55・6%▽設置場所や設置環境40・0%▽機器品質33・3%▽補助金26・7%-などとなっている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130927-00000029-san-l09

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