Saturday, 28 July 2012

太陽光発電で新会社 被災県に建設計画 東北電とユアテック

 東北電力とユアテックは27日、太陽光発電事業を担う新会社「東北ソーラーパワー」を9月に設立すると発表した。岩手、宮城、福島3県の沿岸部などで、複数の大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を目指す。
 発電した電力は再生可能エネルギーの全量買い取り制度に基づき、東北電が買い取る予定。東日本大震災の被災地の復興支援につなげる一方、電力会社自身もグループとして新制度を生かす戦略があるとみられる。

 新会社は仙台市に本社を置く。資本金は5億円の予定で、東北電が7割、ユアテックが3割を出資する。建設するメガソーラーは合わせて出力5000キロワット以上という。
 実際の建設と運営は、発電所ごとに設ける傘下のプロジェクト会社が行い、自治体や地域金融機関から出資を募ることも検討する。

 売電による利益の一部は立地地域に還元し、地元の省エネ施策実現などに活用してもらう。東北電の海輪誠社長は「被災地で太陽光発電導入の動きが広がる中、当社としても地域ニーズに迅速に応じたい」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120728-00000012-khks-bus_all

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