ユニ・チャームが太陽光発電導入 国内主力３工場、来年３月稼働へ

　ユニ・チャームは２４日、製造子会社の「ユニ・チャームプロダクツ」（香川県観音寺市）の国内主力３工場に、大規模太陽光発電（メガソーラー）を導入す ると発表した。総出力は５２００キロワットで、一般家庭約１６００世帯分の年間消費電力量に相当する。総投資額は約１３億円、稼働開始は来年３月を予定。

　福島工場（福島県棚倉町）と静岡工場（静岡県掛川市）、四国工場（香川県観音寺市）の３工場の屋根に、単結晶シリコン型パネル計約２万枚の太陽光発電システムを設置する。発電した電力の一部を工場で使用し、残りは電力会社に売電する。

　東日本大震災に伴う東京電力福島第１原発事故を契機に、企業が工場などにメガソーラーを導入する動きが加速。積水ハウスは７月、国内の全工場に太陽光発電システムを設置することを決定した。

　ユニ・チャームは「国をあげた再生可能エネルギー利用促進への同調と、将来的な電力コスト抑制の観点からメガソーラーを導入することにした」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120824-00000009-fsi-bus_all