青森県弘前市は今月、温泉地として知られる岩木山麓の嶽地区で、地熱資源の掘削調査を始めた。来年1月末まで調査し、地熱発電などへの利活用が可能かどうか判断する。
調査地に選んだ常盤野小・中学校北側の市有地で22日、高さ17メートルのやぐらに備え付けた掘削機を公開した。掘削は16日に始まり、現在深さは80 メートル。400メートルまで進める。地点ごとの土の温度や成分を調べ、1000メートル地点での地熱資源の分布、実用性などを推計する。
利活用できる可能性が高いと判断した場合、来年度は深さ1000メートルまで掘削する。実際に利活用が始まるのは、再来年度以降となる見通し。
市などは昨年度、地上から地熱資源の状況を調べる電磁探査を実施。深さ1000~1500メートルで、「熱水貯留層」という有利な地熱資源の分布を確認した。
同地区の地熱資源の調査・開発事業は、独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」(JOGMEC)の助成を受けて実施する。今回の掘削調査費4800万円は全額助成される。
市スマートシティー推進室の羽賀克順主査は「地熱資源の潜在能力を確認するのが最優先。地域と協力して利活用につなげたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131123-00000006-khks-l02
調査地に選んだ常盤野小・中学校北側の市有地で22日、高さ17メートルのやぐらに備え付けた掘削機を公開した。掘削は16日に始まり、現在深さは80 メートル。400メートルまで進める。地点ごとの土の温度や成分を調べ、1000メートル地点での地熱資源の分布、実用性などを推計する。
利活用できる可能性が高いと判断した場合、来年度は深さ1000メートルまで掘削する。実際に利活用が始まるのは、再来年度以降となる見通し。
市などは昨年度、地上から地熱資源の状況を調べる電磁探査を実施。深さ1000~1500メートルで、「熱水貯留層」という有利な地熱資源の分布を確認した。
同地区の地熱資源の調査・開発事業は、独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」(JOGMEC)の助成を受けて実施する。今回の掘削調査費4800万円は全額助成される。
市スマートシティー推進室の羽賀克順主査は「地熱資源の潜在能力を確認するのが最優先。地域と協力して利活用につなげたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131123-00000006-khks-l02
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