Sunday, 29 December 2013

中国株(午前):反発、短期金利の低下を好感-金融株が高い

 12月27日(ブルームバーグ):午前の中国株式相場は反発。短期金利が4営業日連続で低下し、週間ベースでは2011年以来最大の下げとなっていることが材料となった。金融とテクノロジー関連銘柄が高い。

興業銀行(601166 CH)は1.2%高、中国平安保険(601318 CH)は2.6%高。不動産開発の万科企業(200002 CH)の外貨建てB株も高い。三安光電(600703 CH)は2.3%と、テクノロジー株も買われた。来年は太陽光発電の需要が高まるとの観測から海潤光伏科技(600401CH)は7.7%高。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は、前日比0.8%高の2090.59で午前の取引を終了。前日は1.6%下げていた。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同1.1%高の2289.53。
7日物レポ金利は27日、24ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し5.09%。このまま終了すれば週間ベースとしては2011年2月以来の大幅な低下となる。
華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「バリュエーション(株価評価)は低水準で、それが急落後の相場反発を支えている」と説明、「鈍い景気と流動性の状況を勘案すると、反発局面は長続きしそうにない」と指摘した。
原題:China Stocks Rise on Biggest Weekly Money Rates Drop Since2011(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:上海 Zhang Shidong ,szhang5@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Michael Patterson ,mpatterson10@bloomberg.net
 
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