Sunday, 29 December 2013

空港隣接地にメガソーラー

液化石油ガス (LPG)販売の県内最大手、チョープロ(西彼長与町)と太陽光発電大手のソーラーフロンティア(東京)の企業連合が、長崎空港(大村市)の隣接地に、県 内最大となる出力約29メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設することが27日、分かった。2014年度中の稼働開始を目指す。総事業費 は90億~100億円。
 現在、県内で稼働している最も大きいメガソーラーの約2・5倍の出力規模があり、年間発電量は一般の7500世帯分に当たる3500万キロワット時を見込む。

 建設地は県有地などの35ヘクタールで、長崎空港の滑走路に隣接。1975年の開港時に関連施設用地として整備されたが、未利用のままだった。県はメガ ソーラーの適地と判断し、11月、施設整備と運営に対応できる事業者を公募。外部識者らでつくる評価委が、応募した県内外の7団体の事業計画を審査し、同 日までにチョープロと太陽の光を反射しにくいパネルの製造を得意とするソーラーフロンティアの企業連合を選んだ。

 事業期間は20年間で、発電全量を九州電力に売電する予定という。

 チョープロは昨年度から、県内でメガソーラー事業を展開。荒木健治社長は「地元企業がメガソーラー事業を担って収益を上げ、それを本県に還元することで地域貢献につなげたい」と話した。
長崎新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131228-00010000-nagasaki-l42

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