Sunday 29 December 2013

アジア・太平洋株式サマリー:中国大幅高、香港インドも上昇

 12月27日(ブルームバーグ):アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。
【香港株式市況】
香港株式市場では、ハンセン指数が上昇。週間ベースで11月以来の大幅高で終了した。先週分の米新規失業保険申請件数の減少を受けて米経済への信頼感が向上したほか、中国の短期金利は週間で大幅な低下となった。

売り上げの約29%を米国で稼ぐ靴メーカーの裕元工業(集団、551HK)は1%高。アジア最大のインターネット企業、テンセント・ホールディングス(騰訊、700 HK)は3%値上がりした。
トヨタ自動車と提携する広州汽車集団(2238 HK)は5.2%下げた。安倍晋三首相の靖国神社参拝後の緊張の高まりが懸念された。
ハンセン指数は前営業日比63.69ポイント(0.3%)高の23243.24。週間では1.9%上昇。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比ほぼ変わらずの10830.10。
VCブローカレッジのディレクター、ルイス・ツェ氏(香港在勤)は「米国の経済指標が市場の心理的な支えとなった。中国本土の相場上昇も寄与した」と述べた。
【中国株式市況】
中国株式相場は5週間ぶりの大幅上昇。金融とテクノロジー関連銘柄が高い。短期金利がこのまま引ければ週間ベースでは2011年以来の下げとなることが好感された。
興業銀行(601166 CH)は2.7%高、中国平安保険(601318 CH)は3.2%高。不動産開発の万科企業(200002 CH)の外貨建てB株は4.9%上昇した。三安光電(600703 CH)は4.3%と、テクノロジー株も買われた。来年は太陽光発電の需要が高まるとの観測から海潤光伏科技(600401 CH)は7.7%高。
上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は、前日比28.15ポイント(1.4%)高の2101.25で終了。 11月18日以来の大幅上昇となった。前日は1.6%下げていた。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同1.7%高の2303.48。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131227-00000046-bloom_st-bus_all

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