赤字にあえぐ太陽熱温水器メーカー、５，０００社から４０社に激減―中国

太陽熱温水器メーカーの数が、一時の５，０００社あまりから４０社足らずに激減していることが分かった。ここ数年、同市場は激しい低価格競争によって１台 あたりの販売価格が１，０００元を突破。原材料コストや人件費が高騰の一途をたどるなか、メーカー各社は苦しい経営に迫られている。中国企業報が伝えた。

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報 道によると、太陽熱温水器の生産には、調達価格１本約１５元の真空ガラス管が２０～２４本、１枚約１５０元の溶融亜鉛メッキ鋼板、最低５０元のクーラー、 約３０元の上下水道連接用パイプなどが必要。これに人件費や輸送費を加えると、販売価格を１，０００元より下げることはできない。こうした状況のなか、コ スト削減を重視して品質を犠牲にする傾向も現れている。

（編集翻訳　 小石）

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