（ブルームバーグ）：きょうの日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の午前の終値は次の通り。
ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス（8725）：前週末比2.5％高の2769円。野村証券は投資判断「買い」を継続した上で、目標株
価を2900円から3200円に上げた。上期の好進捗（しんちょく）、国内損保事業の着実な収支改善で、2014年３月期業績上振れ確度が高いと指摘。次
期中期経営計画への期待も高まる、とした。同証が目標株価を上げた東京海上ホールディングス（8766）も1.2％高の3465円、ＮＫＳＪホールディン
グス（8630）も2.8％高の2945円。
三菱自動車（7211）：4.8％高の1105円。14年３月期の連結営業利益見通しを1000億円から前期比78％増の1200億円に上方修正する、と
20日に発表。一段の円高是正など為替市況の好転、国内外工場での生産性向上、タイでの車種ミックスの改善などが寄与する。
ＪＴ（2914）：2.8％安の3270円。英スカイ・ニュースが21日に報じたところ、海外子会社のＪＴインターナショナルのラボシエール社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）が退任した。海外事業の先行き不透明感が広がった。
大阪ガス（9532）：1.9％安の405円。14年３月期の連結純利益計画を645億円から355億円に下方修正する、と20日に発表。完全連結子会社
の大阪ガスリソーシズアメリカを通じ参画している米ピアソール・シェールガス・オイル開発プロジェクトで、経済性に見合った油・ガスが取り出せない生産状
況や、現時点で状況の大幅改善が見込めないとし、減損損失290億円を特別損失に計上することが響く。前期比では23％増益が一転、32％減益になる見込
み。
キッセイ薬品工業（4547）：3.6％高の2375円。14年３月期の連結営業利益見通しを83億円から前期比47％増の114億円に上方修正する、と
24日に発表。医薬品事業で、同社創製の痛風・高尿酸血症治療薬に関し日本を除く全世界での独占的開発、販売権を米ファイザー社に許諾する契約を締結した
ため、契約一時金を売上高、利益に計上した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131224-00000027-bloom_st-bus_all
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