Sunday 30 March 2014

「エコのまち」大井に活力、メガソーラーが28日稼働

大井町山田の町有地(6・8ヘクタール)で県西部初となるメガソーラー(大規模太陽光発電所)が完成し、28日に稼働を始めた。町は「エコのまち」として環境教育や観光振興につなげたい考えで、「地域に活力を与える資源になれば」と期待している。
 富士山を望む丘陵地をS字型の町道で二分し、2カ所の計2・8ヘクタールで、ソーラーパネル8640枚を設置。発電規模は一般家庭の600世帯分に相当 する2・1メガワット。事業主のエネルギー事業者「古川」(小田原市)が売電する。町と同社は、自然エネルギーの可能性を伝える施設として環境教育に活用 するほか、観光イベントと連携させて地域振興にも役立てるつもりだ。

 同所で行われた運転開始式で、同町の間宮恒行町長は「地域活性化が課題となっているので、環境教育にとどまらず観光資源として発展させたい」、同社の古川剛士社長は「自然環境を維持しながら地域が成長していける方法を子どもたちと考えていきたい」と話していた。

 町は約2億円を投じて山林を造成し、土地を貸し付け、古川など3社が出資してメガソーラーを設置。県などが誘致し、稼働したメガソーラーは厚木、相模原、横須賀に次いで4カ所目。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140329-00000035-kana-l14

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