会津21カ所に太陽光発電施設 会津電力の子会社運営へ

会津電力の佐藤弥右衛門社長は28日、都内で会見し、10月までに会津地域の21カ所に計1．45メガワットのソーラー（太陽光）発電施設を設置、稼働を始める計画を明らかにした。全ての施設を同社の子会社アイパワーアセットが運営する。
　300キロワット規模の中規模発電施設を喜多方市岩月町に建設するほか、会津地域各地の20カ所に分散する形で50キロワット規模の発電施設を整備す る。着工は5月。発電した電力は電力会社に売電し、事業費や融資、出資者への返済、分配金に充てる。総事業費は約4億5000万円。会津電力による株式出 資のほか、市民ファンドによる匿名組合出資や地元金融機関などの融資でまかなう。
　会見にはアイパワーアセットの山田純社長も出席した。山田社長は、二酸化炭素排出を抑制するプロジェクトなどに出資しているグリーンファイナンス推進機構（東京）から同日、5000万円の出資を得たことも報告した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140329-00010015-minyu-l07