Sunday, 22 November 2015

ハワイ最大のメガソーラーが稼働、カウアイ島の再生可能エネルギー36%へ

ハワイ州に7つある島のうちカウアイ島は最も北にあって、面積は東京都の65%に相当する(図1)。7万人が暮らす島の電力は非営利の協同組合 「KIUC(Kauai Island Utility Cooperative)」が供給している。従来は火力発電が主力だったが、化石燃料の削減と運転コストの低減を目指して、島内に豊富な再生可能エネル ギーの地産地消を推進中だ。

hawaii5_sj.jpg 図1 ハワイ州の島。出典:在ホノルル日本国総領事館
 
KIUCは島の東側に広がる24万平方メートルの敷地に、ハワイ州で最大のメガソーラーを11月2日に稼働させた(図2)。12MW(メガワッ ト)の発電能力があり、KIUCが年間に販売する電力量の5.5%を供給することができる。メガソーラーにはリチウムイオン蓄電池(容量6MW)も併設し た。天候による出力の変動を蓄電池で吸収して、電力の安定供給を図る仕組みになっている。
hawaii1_sj.jpg 図2 カウアイ島で運転を開始したメガソーラー「KIUC Anahola」の全景(画像をクリックすると拡大)。出典:REC Solar
 
このメガソーラーが運転を開始したことで、カウアイ島の電力の36%を再生可能エネルギーで供給できるようになった。カウアイ島では太陽光のほかに水力と木質バイオマスによる発電設備の導入量も増やしてきた(図3)。全体の発電能力を合計すると65MWに達している。
hawaii2_sj.jpg 図3 カウアイ島の再生可能エネルギー発電設備。Solar:太陽光、Hydro:水力、Pumped Storage:揚水式水力。「Green Energy Team」は木質バイオマス。出典:KIUC
 
さらに建設中と計画中の発電設備を加えると、2025年には発電能力が116MWに拡大する見通しだ(図4)。すべて稼働すればカウアイ島の再生 可能エネルギーの比率は70%を超える。ハワイ州では2045年までに州内の電力を再生可能エネルギーに100%転換する意欲的な目標を掲げている。その 中でもカウアイ島は島民がメンバーになって運営する協同組合方式の電力供給体制で先頭を走る。
hawaii3_sj.jpg 図4 カウアイ島の再生可能エネルギー発電設備の概要。上段は運転中、中段は建設中、下段は計画中。発電能力:MW(メガワット)。比率:販売電力量に占める割合。出典:KIUC
 
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1511/13/news025.html

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