Sunday, 26 January 2014

再生可能エネルギー3倍目標 広域連合、20年度向けプラン案

関西広域連合は、エネルギー政策の指針となる初の「関西エネルギープラン」の案をまとめた。太陽光発電など再生可能エネルギーの拡大に重点を置き、2020年度に現状の約3倍にあたる600万キロワットまで伸ばす目標を打ち出している。
 福島第1原発の事故後、原発依存度の高い関西では夏や冬の節電に広域連合が中心となって取り組んできた。プランは、目前の課題だけでなく長期的な視点でエネルギー政策を進めるため策定する。
 関西での「望ましいエネルギー社会」として、低廉で安全、安定したエネルギーの供給など4項目を挙げ、20年度の再生可能エネルギー導入目標600万キ ロワットのうち、太陽光発電で450万キロワットを賄う。バイオマスや小水力発電なども普及させる。太陽光450万キロワットで夏の電力需要ピーク時の 16%程度を確保できるという。
 具体的な事業は各府県市で進め、広域連合は国への政策提案や情報の収集と発信、節電対策などに取り組む。関西電力や近畿経済産業局と連携し、企業や自治 体への再生可能エネルギー導入も支援する。原発に関しては、新規制基準の厳格な適用と審査による安全性の確保を求めるとしている。
 プランは3月末までに策定し、14年度からの運用を予定している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140125-00000017-kyt-l26

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