風力発電、洋上は価格上げ＝再生エネ買い取り制度―経産委

再生可能エネルギーで発電した電気の買い取りを電力会社に義務付ける制度について、経済産業省の「調達価格等算定委員会」（委員長・植田和弘京都大大学院 教授）は10日、2014年度の買い取り価格改定の検討を始めた。
風力発電は陸上に施設を設置することを前提に13年度は1キロワット時22円（税抜き） としてきたが、洋上風力の実証事業の実績が積み上がってきた実態を踏まえ、洋上と陸上を分けて価格を設定する方針を固めた。
　委員会では、洋上風力は現状では運営コストが陸上に比べて高いことが確認されたため、14年度の価格は陸上と別に22円より高く設定される可能性が大きい。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140110-00000155-jij-pol