Sunday, 27 April 2014

太陽光発電:隙間を求めて小規模が主流に-適地が限定的

 4月25日(ブルームバーグ):日本の太陽光発電は送電線への接続や適地が限られていることから、屋根、空き地、工業団地などの隙間を狙った小規模開発が主流となってきている。

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)が公表された数字を基に集計したところによると、2013年5月以降、1000キロワット未満の太陽光発電の認定容量(出力ベース)がこれより規模の大きいプロジェクトを上回っている。
12年7月に再生可能エネルギーの電力固定価格買い取り制度が始まった当初は、1000キロワット以上の「メガソーラー」が多かった。
BNEFのアナリスト、川原武裕氏は「これはある程度予想できた。大きなスケールのプロジェクトに適した土地が減ってきている。系統の問題もある」とし、北海道など一部地域で送電線への接続問題が起きていることを指摘した。

原題:Rooftops, Empty Lots Trumping Open Fields for Solar inJapan(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 Chisaki Watanabe ,cwatanabe5@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Reed Landberg Wilson, 谷合謙三

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140425-00000074-bloom_st-bus_all

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